自分で作った限界に、自分で困っている。そして、

人は誰もが、自分の気持ちに前向きになれる。

これは性善説とか性悪説とかの問題ではなくて、

誰でも、自分の個性があるし、自分自身の気持ちがある。

しかしながら、いつの間にか、自分の気持ちを表すことができなくなっている。

大人になるにつれて、自分がなくなっていくように感じる方も多い。

それに対して、一見無邪気に大人になっている人もいる。

それは成功しているといわれる人に多い。

いったい、彼らと何が違うのだろうか。

私たちは、自分で作った限界に対して、

それができないと自分で困っている。

それだけならいいが、それを人のせいにする。

でもそのことに気づかずに、やがて被害者意識まで持つようになる。

そして、道半ばにして志を曲げてしまう。

無邪気に大人になっている人、志をそのままに大人になっている人は、

ここが違う。

被害者意識はない。

自分でやっていることだから。

失敗も成功も、周りからの評価も、あまり関係ない。

自分を持っている。といってしまっては簡単だが、

自分自身をうまく使っている。

せめて被害者意識になりそうなのは避けたい。

被害者意識は、もったいないことである。

誰も得しないから。